教育資金準備!?こども保険について考える | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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第4週担当の志甫真由美です。


5月に入りましたね音譜GW後半、予定はお決まりですか。何をしようか?と考えているところでしょうか。


お子さんの新学期も落ち着きましたでしょうか?個人面談がまだだわ・・・なんて学校もあることでしょう。


教育資金準備はこども保険で!なんてフレーズも目にします。こども保険についてみていきたいと思います。


こども保険とは、


親などが保険契約者(保険の契約をする。保険料を支払う)になり、子どもが被保険者(保険の対象となる人)になるタイプのものです。高校や大学の進学時に保険金や給付金を受け取ることができます。


*被保険者の保険の対象となる人とは、子ども保険の場合は子どもです(子どもが亡くなったら、死亡給付金が支払われます)。


受け取る金額(医療特約がついていないタイプ)は、支払う保険料合計を少し上回る程度です。


保険契約者(親)が亡くなったときに、以後の保険料支払いが免除される、育英年金を受け取ることができるなどさまざまなタイプがあります。


*育英年金タイプは、親に万が一(死亡や高度障害)があった場合に、学資保険が満期になるまでの間、育英費用として所定の年金が受け取れるというもの。親に何かあったときの対応は手厚いものですが、満期時の返戻率が100%をきることが多いので注意が必要です。



子ども保険は、子どもが生まれたときにすでに契約しているわ!!という方は、一度見直しをしてみてくださいね。




こども保険を契約するときって、保険金(満期にもらえるお金)を決めて契約するというより、月々の保険料がいくら支払えるか契約していませんか?




今だけでなく、未来を考えてお金について考えていきたものですね。


ぜひ、このGWに、子どもさんに「将来何になりたい?」と聞いてみてください。そして、なりたい職業になるためには、いくらかかるのか親子で考えてみてはいかがでしょうか?