春、教育費についてかんがえる | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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コスモスハチこんにちは。


春ですね。いつの間にか、すっかり!



庭のよく咲いた梅の花、そしてつぼみが開きつつある木瓜の花を見ていると


新しいことに向かって行く勇気が沸いてきます。



今週の月曜日は3月11日。


東日本大震災から丸2年の日でした。



あの日のことを思い出しながらも、前を向いて歩いて行く。走る人


そう思えるちょうど良い暖かさの春の日でした。



さて、3月なので、新学年、新学期に向けて


教育費について考えてみませんか。



昨年の教育費、いくらかかったでしょうか?


家計簿をつけていないから、わからない?



いいえ、教育費を考えるのに、家計簿はあまり必要ありません。


細かい数字を追う必要はないからです。



では、考えてみましょう。

毎月支払っている学校と習い事の費用は、どの程度ですか?



給食費


授業料
塾や習い事の月謝

といったグッド!大まかな数字で良いのです。
円単位でなくて、千円単位くらいでざっくりと
是非、書き出してみて下さい。

月々、いくら使っているかわかったら、
その他に夏、冬、春休みに使った塾や習い事のイベントの金額も
思い出してみましょう。

それらを足した数字が年間にかかった教育費です。

子供の人数分を出してみましょう。

教育費の合計の数字を改めて見ると、どんなことを思うでしょうか。

例えば、
1。合計が収入の何%位になるか?
2。貯蓄の金額と比較してどうか?
3。成人するまで何年も続いたとしても大丈夫かどうか?
4。子供にとって必要で無駄にならない支出であるか?
5。他の支出を削減するなど、家計にゆがみが生じていないか?

教育費の金額に、いくらであるべき、とか、収入の何%であるべき、
という答えはありません。

ただ、支出総額を認識して、その数字が色々な意味で妥当である、と
思えるのなら良いのではないでしょうか。

困るのは、知らないうちに不要かもしれない支出になっていた、
もしくは、
高校、大学と支払い続けることができなくなりそう、
というケースです。

新学期を迎えるにあたり、今一度、習い事などの整理をしてみるのも
良いですね。

家計の中で大きなウェイトを占める教育費支出について、
しっかりと認識していきたいのです。
考え始めると、自然と不要な支出をしなくなります。

合格
毎日体重計に乗る、というダイエット方法がありますが、
家計も同じです。

数値を知るということは、家計ダイエットにも効果絶大。

やってみてください!

では、また来月お会いしましょう。
素敵な春をお迎えくださいチューリップ紫