家の購入と消費税の関係 | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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第四週担当の志甫真由美です。


消費税増税に向けて、政府は、あらやこらやの策を考えていますね。


増税前に家の購入を考えている方も多いのではないでしょうか?


家の購入と消費税について考えてみましょう!!


チューリップオレンジ消費税とは


モノの消費やサービスに対して課税される税金です。消費税を国に納めるのは、課税取引を行う個人事業主や法人です。


家の購入についてみていきましょう。


大きく分けると、


建物 消費税がかかります。現在5%。2014年4月8%、2015年10月10%へ。

土地 消費税がかかりません。非課税です。


細かくみていきますと、


【消費税がかかるもの】

建物の譲渡・貸付け・不動産の仲介料

【消費税がかからないもの】

土地の譲渡・貸付け・住宅の貸付け(家賃)や敷金、礼金など


家を購入する後の税金についても忘れてはいけません。固定資産税を毎年支払うようになります。


家の購入前に考えたいのが、住宅用地の面積


黄色い花住宅用地の課税標準の特例

小規模住宅用地(1戸当たり200㎡以下) 固定資産税評価額×1/6

一般住宅用地 固定資産税評価額×1/3


*小規模住宅用地なんて立派な名前がついていますが、200㎡以下の家を建てる土地の広さのことです。200㎡を超える分は、一般住宅用地で計算します。


例.300㎡の土地に家を建てる。

300㎡ー200㎡(小規模住宅用地)=100㎡(一般住宅用地)

小規模住宅用地200㎡=固定資産税評価1/6

一般住宅用地100㎡=固定資産税評価1/3


本当にこの家を購入したいのか・・・。住宅購入後に税金の支払いに困らないように、チキンと学んでいきたいですね。