FP3級 第1週目担当の谷崎由美です
ようやく暑さも和らぎ気持ちのいい日が多くなって来ましたね。
初心者の方が投資を始めるのに、敷居が低いのは投資信託です。
今月は投資信託についての用語解説をしていきたいと思います!
★投資信託…「投資を専門家(FPや販売者ではありません)に信じて託する」多くの投資家から集めたお金を一つにまとめて専門家が株式や公社債等に投資し運用の成果を持分に応じて投資家に還元する仕組み。
【運用スタイル】
★インデックス運用…パッシブ運用ともいう。日経225やTOPIXのような市場全体の動きを示す指標(ベンチマーク)に連動した値動きを目指す運用スタイル。
人の手間が余りかからないのでコストが安いのがメリット
★アクティブ運用…独自の企業調査や分析をし、銘柄を選別。ベンチマークを上回る運用成果を目指す。
調査に費用がかかりコストが高くなる傾向。
どちらがいいのか?よく議論されていますが、自分に合った運用スタイルを見つけながら、いいとこ取りをするのが一番!
もし市場を100人の会社と例えたら。。。
市場全体がいい時、つまり業績のいい会社で若い社員100人中10人が長期で休んでいても、残りの90人でカバーでき、一人ひとりが101の力を出せば、100の生産性です。それ以上の力を出せば、100を上回る成果が出せます。こんな時は休んでる人も混ぜておこう。。。インデックスでもOK!
反対に市場全体が悪く、業績の悪い会社で100人中80人が休んでいたら。。。
100の生産性にするには、残った人たちが4倍の力を使わなくては、マイナスです。
80人はあてにしないで、20人を選ぼうというのがアクティブファンドです。
コストが安いからインデックスと言われますが、日本株だけのインデックスだと、地球規模で考えると日本だけに投資するアクティブファンドになってしまいます。
コストが高く、成績が悪いのが一番良くないパターンでもありますので継続的なチェックが必要です。
市場をどういう目線で考えるのか、よく考えてくださいね!