第2週担当の安田晶子です。こんにちは。
9月半ばというのに残暑厳しいですね。
8月の暑さよりも残暑はバテてくるような気がします。
でも、関東でも夜は少し涼しく、
虫の声はしっかりと秋バージョンになってきています。
さて、今週は環境税のおはなしです。
来月から、いよいよ環境税が導入されます。
地球温暖化対策税と言われるもの。
これが、原油や天然ガスなどにかかっている石油炭素税に上乗せされます。
しかも、来月だけでなく、平成14年4月、16年4月と、3回に分けて
上がっていく予定です。
今回は、ガソリンについては、ガソリンスタンド等の給油所が負担するらしい。
電気やガスについては、最終的には消費者負担になるでしょう。
環境省は、3回に渡って上がってからの家計負担が
1世帯あたり月100円!
と試算しているようです。
今日の日本経済新聞は、
1家庭あたり年間1200円程度の負担増という記事を載せていました。
これが、製品価格に転嫁されるとすれば、最大で年間5000円の負担増
とも書かれていました。
最終的にエネルギーを使用する私たちが、
地球温暖化対策にかかる費用を負担することになるのは、当然のこと。
でも、8月からは電気代には再生可能エネルギー賦課金が課され始めたばかり。
エネルギー代の家計への負担増の行方は気になるところですね。
環境税は、1990年にフィンランドで導入されて以来、
主にヨーロッパ諸国で順次導入されてきています。
やはり、特に環境に関心のある国が多いという印象です。
ヨーロッパでは、日本で言われるエコが、大分以前から浸透しています。
レジ袋有料化や紙コップを使わない、アイドリングストップは当然のことなど。
環境省のHPでは、この地球温暖化対策のための税の導入について
記述の中で、
家庭でのエコ対策により、使用エネルギーが減らせるとしています。
例えば、
ジャーの保温を止める
年間34kgのCO2の削減、年間約1900円の節約
1日5分間のアイドリングストップ
年間39kgのCO2削減 年間約1900円の節約
だそうです。
なるほど、これで5000円の家計負担はほぼクリア?かもしれません。
環境税スタート、
もっと大騒ぎをして、日本人も簡単なところからエコ活動を推進していくべきかな。
と思います。
それではまた。
エネルギーに配慮しながら秋を迎えましょう