こんにちは
担当の第2週は終わってしまったけど、
花道の皆様に、今年最後のご挨拶をしなければ・・・と
再度、登場しました
さて・・
新しい年を迎えるにあたって、巷では
「家計簿」なるものが売りに出され始めましたね。
実は私も以前は、講談社の主婦向け老舗家計簿の
編集をお手伝いしていたりしました。
ところが、自慢ではありませんが、
自分では家計簿をつけたことがありません
だって、無理じゃありませんか?
1年間、全ての支出を記載
し続けるなんて!?
FPの私は、それができる主婦を大尊敬いたします。
ということで
家計簿をキチンとつけられる人は良いのですが・・
そうでない人のために、敢えて今日は
家計簿は必要ない説!
家計簿をつける理由って何でしょうか?
限りある家計の使い方を把握する。
支出を管理して、節約に結びつける。
そして、計画的なお金の使い方ができるようになる。
などですよね。
ということは・・・
家計簿をつけなくても、計画的にお金を使えるようになれば
良いって事なんです!
家計簿をつけるのは、目的ではなく、お金管理の手段。
家計簿つけなきゃ・・・
と頑張りすぎると、手段が目的になってしまう
という事が往々にしてあります。
他にも手段はあるんです!
その1.レシート収集法
とにかく、レシートを取っておく。
全部集められなくても、大丈夫。
ただし、大きな金額でレシートのない支出は、メモを残しておきましょう。
1ヶ月分のレシートを、食料費、遊興費・・などに大雑把に分け、
それぞれの山の金額を合計します。
3ヶ月位、続けてやってみてください。
食費など、毎月、ほとんど変わらない金額になったりします。
そんな傾向さえわかれば、計画は立てられます。
例えば、遊興費や電話代を節約した方が良いかもしれないとか。
その2.預金通帳管理法
例えば、12月末から始めて、11月、10月、9月・・と、遡って
月末残高をチェック。
まず、毎月の差額を確認してみましょう。
差額はありますか?
つまり、赤字じゃないかっていうこと。
11月の残高よりも12月の残高が少なかったら、大変です!
それから、
支出の金額を1件毎に確認してみます。
何が引き落とされているか。
水道、電気、ガス、電話の他にも、自動引き落としになっている支払いを
チェック。
引き出した現金の合計額
カードの引き落とし額
もチェックです。
カードは明細があるので、一目瞭然。
現金が何に使われているのか、覚えていない場合は
レシートなどで確認します。
3~4ヶ月遡って見ていくと、傾向は見えてきます。
特定のカードで使いすぎが見られるとか、
現金の使途不明が多いとか。
それなら、次月からは、その点に注意して使えば良いのです。
よく、
何に使ったかわからないから、とか
いつの間にか使ってしまうから
カードは使用せず、現金にしている。
という方もいらっしゃいますが、
この方法だと、現金の方が使途不明になり易いです。
1円単位で管理することには、あまり意味はないのです。
傾向さえわかれば、計画は立てられます。
・・・
という事で、家計簿をキチンとつけることに
労力を使うよりは、こんな簡単な方法ででも
家計計画は立てられるのです。
あまり続かない家計簿とにらめっこするよりも、
大雑把で楽しい家計管理もありですよ。
是非、簡単管理で家計を守っていってください。
来年も良いお年を