第4週担当の宮川朋子です。
クリスマスはどのように過ごされましたか?
さあ、クリスマスもとうとう終わり、次は仕事納め、晦日・大晦日ときて、正月・・・となって、とにかくこの時期はせわしないですね。
個人的にはこの季節はあまり好きではありません。
なんかわさわさと、「年内にあれをしておかなきゃ」「これをやっておかなきゃ」とせかされているようで・・・
そんなことを書いておきながらなんですが、1年の締めくくりとして、「今年がどんな年だったか」を振り返ることも重要。
みなさんにとってこの1年はどんな年でしたでしょうか?
私が12月で一区切りとしている作業に「家計簿」があります。
非常にズボラな私ですが、家計簿だけはこの5年間つけ続けています
・・・なんて偉そうに書いてますが、実は家計簿といっても、「レシートを貼るだけ」というやつです。
だから続けられる、というわけなのですが・・・
大体、新しい月に入ると前月分のレシートを全部仕分けてセロテープでぺたぺた貼ります。
それを12回やると1年が終わるわけですが、その後翌年の1月か2月の時間のあるときに1年分の締めをしています。この締めはExcelを使って過去の実績を残していまして、やっと5年分のデータが残るところまで来ました。
これだけ続いて、データの蓄積ができてくると、我が家のお金の使い方の傾向がわかってきます。
無駄なども見えてきて、家計のスリム化にも役立ちます。
貯蓄額も積み重ねがわかりますから、喜んだり焦ったり・・・
「家計の大掃除」ができる、というところでしょうか。
しかし、本当は、家計簿にはもっと本来の役割があります。
それは、「予算をたてること」。
家計簿は、過去に支払ったお金を記録することではなく、これから使うお金の配分を考えるというのが本来のあるべき姿なんです。
手元にあるこのお金を、食費にはこのくらい使い、旅行にはどのくらい使うか、といったことを考えるのが本筋。
そして、その予算に対して、実際の支出はどうであったかを確認して、また次の予算を立てていく・・・というサイクルなのだそうです。
家計簿は予算が本筋と聞いたときに、「そこまではできてないな~」と思った私です
しかし、ふと振り返ってみると、家計簿をつけ続けていることから、なんとなく予算という考え方も知らないうちに身についているんですよね。
「大体我が家の電気代はこのくらいのはずだから今月は使いすぎ」とか、
「長女の七五三にはこれくらいのお金を使ったから、次女これくらいか、できればそれ以下のお得なパックを目指そう!」とか、
自分の中に「モノサシ」ができていると感じることが多くなってきました。
これも5年間続けた証でしょうか。継続は力なりってことかな。
何もないところから予算を立てようとしてもそれは難しい。なので、いきなり「あるべき姿」を求めず、まずは今の自分の姿を知ることからコツコツと。自分の姿がわかってくると、まわりに流されることが少なくなります。
皆さんも、今年を振り返って、「自分」を見つめなおしてみませんか?