1兆円の配当減! | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

すべての方々に、FP3級程度のマネーリテラシーを普及できたら…
キッズ・マネー・ステーションの女性ファイナンシャルプランナーたちが
さまざまなお金の知識をご紹介いたします。

こんばんは。

第2週担当の安田晶子です。


すっかり秋もみじですね。


うちの庭の柿柿 今年は豊作でしたが

それもすっかり葉が落ちました。

庭木が枝ばかりになると、さすがに寂しいです。


さて、今日は日本経済新聞の10月5日朝刊から。


「上場企業 中間配当1兆円減る」


という記事がトップでした。


中間配当は、3月決算の会社なら、9月の中間期末日の

株主に対して配分される金額のこと。


利益の中から配分するのが配当なので、4~9月期の

決算が赤字になる企業では配当が減るのも当然

でしょうね。


日立、東芝、三菱電機の総合電機は、4~9月期で

最終赤字だそうで、揃って中間配当をゼロにしたそうです。

日立は11年ぶり、東芝と三菱電機は6年ぶりとのこと。


自動車では、日産自動車が、中間経営計画で

年2円ずつの増配の方針を掲げていたにも拘らず、

諦めたようで、今回はゼロです。


1兆円というのは、昨年の同期と比べると、なんと

34%という金額ビックリマーク

インパクトはどこにあるのでしょう?


配当収入を見込む株主は、最近の外国人投資家の

減少で、個人が増加傾向。


ということは・・・

個人の収入が、ここでも減少する、という事ですね。


実際、個人株主の人数は2004年あたりから

増加の傾向で、3500万人から2008年には4000万人超に

増えているようです。


保有比率(金額ベース)では、個人が約20%を占めるという事。


給料等の減少に加えて、配当収入減ダウンでは、

やっぱり、消費も伸び悩みますよね~ガーン

そうなれば、企業収益も伸びず・・・・・・・・


結局、お金は天下のまわりモノ←

どこからも出てこなければ、全くまわらないんです爆弾


起爆剤を早く・・・叫び