こんにちは。第2週担当の安田晶子です。
またしても遅い登場となってしまいました。
今日は、寒い、雨の日曜日です。
夏以降の不況のまま、今年も終わろうとしています。
今週は、ボーナスが出たという方も多いと思いますが
金額はどうだったでしょうか?
全体的には、やはり厳しかったようですよね。
私なんか、未だに給与が未払い状態なので、
どんな金額でもボーナスが出るのは羨ましい!!ですが。
ファイナンシャル・プランナーというのは、
ボーナス時期というのは忙しいのです。
この冬のボーナスの運用方法は?
なんて、あちこちの雑誌などで特集されていますよね。
あれを書くのがお仕事ですから。
でも、今年の冬は運用どころじゃなさそう。
皆、株式なんて・・・というキモチですよね!?
それでも資金調達をしたい企業はどうするのでしょう?
株で大損を抱えている人々に、比較的安定している
社債を売ろうと思ったようです。
今年は個人向けの社債の発行額が伸びているようです。
個人が買うことのできる社債って、意外に少ないのですが
週末にみずほ銀行、野村ホールディングスが揃って出していました。
期限前償還条項付無担保社債(劣後債)となっています。
それぞれ一口、200万円、100万円となっています。
利率は、それぞれ2.67%、3.6%です。
2~3%を確実に受け取れるのですから、
株式から社債へ転換しようという個人を取り込もうと
いうことですね。
でも、どちらも条件がついています。
期限前償還条項付きということは、
8年債と言っていても、3年後以降に額面で返還して
期限前償還する場合は、それまでで終わり。
という事です。
そして劣後債とは、他の一般の債務弁済が終わってから
返済の順番が来る。という意味ですね。
どうでしょう・・・
やっぱり、債権を選ぶなら、国債にしておく?
それではまた!
安田晶子でした