退去時にできることとしては、なるべく
不動産業者立会いのもとに部屋の状況をチェック
しましょう。
「ここがだいぶ汚れているなあ」
といわれたら、
「原状回復ガイドラインからいうと、大丈夫では?」
みたいな知識をアピールすることも大切(笑)。
そして、費用を負担する場合は、具体的な見積もりを
出してもらうこと。
クリーニング一式、防虫処理一式なんて、もってのほか。
自分できゅっきゅっと磨いたり、バルサンたいたりすれば、
済むような行為かもしれませんから。
また、これから入居という人は、
「契約書」をよく見てからにしてくださいね。
特約のところに、
「退去の際は、鍵の取替えを借主が負担すること」
「敷金の50%は償却とみなす」
なんて不当な項目があったら、ただちに交渉してください
それと、傷跡や部屋の状況などを事前に確認したり、
証拠写真を撮っておくほうがよいでしょう。
また、入居中でも、これは、自分の管理の問題ではなく、
物件の問題ではと思ったら、不動産会社に連絡しておいたほうが
よいかもしれません。
ちなみに、私の住んでいたマンションは、結露のひどい部屋が
あって、一部の壁がカビてしまったのですが、
「すごい結露で困っています」
という手紙を不動産会社に入居中に出していたため、
そこのところの管理義務は問われないですみました(ホッ)。
新年から春にかけてお引越しが多い季節になるかと思いますが、
いまだに、貸主が負担すべき費用を
借主に負担しているケースもあると聞くので、
みなさん、がんばりましょー。
…ということで。
今年の最後は珍しく不動産ネタでお送りしました。
また来年も、「花道ブログ」をよろしくお願いいたします!
それでは、よいお年を。