敷金返還のルール その2 | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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すべての方々に、FP3級程度のマネーリテラシーを普及できたら…
キッズ・マネー・ステーションの女性ファイナンシャルプランナーたちが
さまざまなお金の知識をご紹介いたします。

退去時にできることとしては、なるべく

不動産業者立会いのもとに部屋の状況をチェック

しましょう。

「ここがだいぶ汚れているなあ」
といわれたら、
「原状回復ガイドラインからいうと、大丈夫では?」
みたいな知識をアピールすることも大切(笑)。

そして、費用を負担する場合は、具体的な見積もりを
出してもらうこと。
クリーニング一式、防虫処理一式なんて、もってのほか。
自分できゅっきゅっと磨いたり、バルサンたいたりすれば、
済むような行為かもしれませんから。

また、これから入居という人は、
契約書」をよく見てからにしてくださいね。
特約のところに、
「退去の際は、鍵の取替えを借主が負担すること」
「敷金の50%は償却とみなす」
なんて不当な項目があったら、ただちに交渉してくださいビックリマーク

それと、傷跡や部屋の状況などを事前に確認したり、
証拠写真を撮っておくほうがよいでしょう。

また、入居中でも、これは、自分の管理の問題ではなく、
物件の問題ではと思ったら、不動産会社に連絡しておいたほうが

よいかもしれません。

ちなみに、私の住んでいたマンションは、結露のひどい部屋が
あって、一部の壁がカビてしまったのですが、
「すごい結露で困っています」
という手紙を不動産会社に入居中に出していたため、
そこのところの管理義務は問われないですみました(ホッ)。ニコニコ

新年から春にかけてお引越しが多い季節になるかと思いますが、
いまだに、貸主が負担すべき費用を
借主に負担しているケースもあると聞くので、
みなさん、がんばりましょー。

…ということで。
今年の最後は珍しく不動産ネタでお送りしました。


また来年も、「花道ブログ」をよろしくお願いいたします!

それでは、よいお年を。