皆様、こんばんは。
第2週担当の安田晶子です。
もう7月、すっかり夏!ですね。
梅雨っぽかったのはほんの1週間程度だったような・・
週末は台風だそうです。
さて、今週は、債券投資についてお話してみたいと思います。
前週は玉井さんがボーナスの運用商品について
書いていましたね。
個人向け国債の7月分は募集が終わってしまいました。
でも、安全性重視で債券を選ぶなら、他にもあります。
地方債!はいかがでしょうか?
国債は、日本国が発行するものですが、
地方公共団体が発行するものを地方債と呼びます。
国債よりも利率が少し良いのが特徴です。
安全性は国の方が高いですが、地方債も、実は元利償還に
必要な財源を国が保障しています。
従って、とても安全性が高いと言うことができるでしょう。
三年債や五年債が多く、期間が短いのも良いかもしれない
ですね。
中でも買いやすいのは、ミニ公募債と呼ばれる
住民参加型市場公募地方債です。
これは、発行団体となる県や市に住んでいる人や
そこで働く人を対象に発行する市場公募債。
集めたお金の使途も、かなり具体的になっていて、
そこに住まう人々が利用する施設などであることが
多くなっています。
例えば、7月に発行予定の愛知県の県民債。
愛称は、「あいち県民債」で、5年ものです。
概要は以下のとおり。
◆利率 7月10日決定予定
◆発行価格 額面どおり
◆募集期間 平成19年7月11日(水)から7月25日(水)
◆発行日 平成19年7月31日(火)
◆期間 5年(償還日 平成24年7月31日)
◆利払日 毎年1月、7月の各31日
◆発行額 100億円
◆購入対象者 愛知県内に在住または勤務する個人、県内に営業拠点等のある法人・団体等
◆購入限度額 3,000万円(購入単位は1万円から1万円単位)
10日、どのくらいの利率になるのか、確かめてみたい
ですね。
昨年のデータでは、利率と事業内容が発表されています。
安全性が高く、3年とか5年後に元本がかえってくること
利率が良いこと
住民参加型で、事業も身の回りで利用できる施設に
投資される予定
という点で、是非、考えてみても宜しいのではないかと
思います。
それではまた、明日、続きをおとどけします。