2006年、最後の担当記事になってしまいました。
さて来年、家計をあずかる皆さんは
どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?
本日は、来年から変わってしまう税金や社会保険料、公的給付金など、
サイフに影響するものの一部をご紹介したいと思います。
<サイフに悲しいお知らせ>
●定率減税の廃止
今までは減税分の半分が廃止されていましたが、
2006年いっぱいで残り半分が廃止。
つまり2007年は今までの減税分がすっかりなくなってしまい、
※国民の皆さんは税金負担増。
●国から地方への税源移譲(1月、6月)
所得税の税率が下がり、住民税の税率が上がる。
※所得税の天引きが減って、一瞬手取りが多く感じられますが、
翌年から支払う住民税が増えるので、ぬかよろこびは禁物。
●国民年金保険料引き上げ(4月)
1万3860円/月→ 1万4140円/月(一律)
●厚生年金保険料率の引き上げ(9月)
労使合わせた保険料率14.642%→14.996%へ
※保険料は標準報酬月額という月収を元にした金額に、
税率をかけて労使折半で払う。
●生活保護家庭の母子加算減額(4月)
2万3260円/月(15歳以下)→ 1万5510円(東京都の例)
※3年後段階的に廃止へ
<ちょっとウレシイお知らせ>
●0~2歳児の児童手当拡充(4月)
現在第1子、第2子は5000円→ 1万円(第3子以降も同じ)
※親の所得制限はひきつづきあります。
●出産育児一時金アップ(2006年10月からすでに実施)
上限30万円→ 35万円。
※ご出産予定の方、産めよ、増やせよ~。
来年は、小幅な改正多いですが悲しいお知らせのほうが多い。
これといって大きな改正ポイントはないようですが、
着実にサイフはしめつけられてきているみたいですね。
今後ますます、
収入における手取りの割合はキビシクなってきますね~!
皆様、メリークリスマス!
そしてよいお年を!→
ウリウリ。