皆様、こんばんは。
第2週担当の安田晶子です。
12月に入り、すっかり寒くなりました。
電車に乗ると、コートで着膨れた人も
大勢見られるようになりましたね。
でも、暖房のつけすぎの乾燥には要注意!
結局、風邪の原因になってたりします。
さて、今回は先週の教育費に続いて
「子供にかかるお金」の話をしたいと思います。
先日ご相談を受けたお客様は、6ヶ月の赤ちゃん連れでした。
3人目のお子さんで、上の二人はもうすぐ中学生。
そろそろ、教育費が気になる時期。というわけです。
それで、保育園に預けて働くことがご希望。
確かに、キャッシュフローを出してみると、二人の
お姉さんの中学校以降の教育費で、赤字になりそうな
危うい状態でした。
もちろん!
働く意思があるのだったら、是非、やってみましょう。と、
大賛成の私です。
でも、保育園への入園は厳しいし、職探しは厳しいのが
現状なんですよね。
それはさておき、職が見つかり、入園も叶った、という場合
保育園って、いくらくらいかかるのでしょうか?
実は保育園って結構お金がかかるのです。
特に、乳児、3歳未満児は高いのです。
自治体によって異なりますが、こんな感じでしょうか。
例えば、東京都大田区のケースです。
3歳未満の子供を預ける場合の月額保育料:
世帯で納付する所得税の金額で判定します。
所得税を支払っている世帯の場合、
税額 3万円未満 9,700円~12,400円
税額 9万円未満 ~23,100円
税額 15万円未満 ~27,600円
税額 27万円未満 ~36,000円
税額 36万円未満 ~40,700円
税額 45万円未満 ~46,000円
税額 60万円未満 ~54,900円
税額 90万円以上 ~63,500円
(被保護世帯、住民税非課税のひとり親世帯は0円)
共働きで、二人の収入がそれなりにある場合は、
3万円から5万円程度は覚悟が必要そうですね。
3歳以上になると、保育料は1万円程度安くなります。
また、最高でも24,000円~28,000円程度となり、私立幼稚園と
変わらない位の金額になるようです。
大阪市、川崎市も調べてみましたが、大きく異なることは
ありませんでした。
川崎市や横浜市といった、全国でも保育園への
入園が困難で待機児童数が多い地域では、
無認可保育園も人気があります。
施設設備やカリキュラムの充実した無認可保育園は、
自治体からの補助金が少ない分、コスト高になります。
平均でも月額5~6万円程度はかかるようです。
こちらは所得に応じた保育料設定はありません。
比較的、高所得者層では、自治体の認可保育園の
保育料が高くなる世帯では、保育内容を比較して
わざわざ無認可園を選ぶケースもあるようです。
所得を増やすために働くわけですが、
そのために増えるコストも確実に増えそうです。
キチンと考慮した上で、収支のバランスが保てるような
働き方を考えられると良いですね!