暑い暑いと言ってた夏ももう終り、9月に入りほとんどの学校が
新学期を迎えているのではないでしょうか。
季節のいい時期なので、色々なことにチャレンジして欲しいですね。
さて、本日はわたしには少し先のお話 「 老後のお金 」 について触れてみたいと思います。
先日の日経新聞に 「 定年後は年金だけで生活できる? 」というアンケートの結果が掲載されていました。
実に、88%の人が 「 年金だけでは生活できない 」と考えているそう。
理由はそれぞれの事情にもよりますが、年金制度自体に不信感を持っている人も多いとのことです。
(かくゆうわたしもそう思っている中の一人ですが・・・)
ゆとりのある老後を送るために必要な生活費は平均すると 約38万円 となり、
年金に 約14万円 ほど上乗せする必要があります。
(参照:平成17年度版 暮らしと金融なんでもデータ 金融広報中央委員会)
60歳から85歳まで生きると仮定すると、60歳時に 約4,200万円 のお金を用意しておければ、
老後はゆとりある生活が送れそうです。
だけど、これは60歳から年金が支給される人の場合。
ご存知の通り、厚生年金の支給開始年齢は段階的に引き上げられており
男性だと、昭和36年4月2日以降生れの人は65歳からの支給になります。
そうなると、60歳から65歳までの間は年金収入はゼロ!
その分を上乗せすると、なんと 約5,600万円 になります。
今後も、更なる支給開始年齢の引き上げや年金額の減額なども予想されると考えると、
用意しておかなくては金額は更に増えそうです。