みなさんこんにちは😃本日2月28日はアンドレ・プレヴィンの命日です。今年で没後5年となります。そんな本日ご紹介していくのは2023年8月23日にタワーレコード企画の「Definition SACD Series」にて復刻されたロンドン交響楽団とのメシアンの名曲「トゥーランガリラ交響曲」です。SACDハイブリッド仕様の高音質盤で聴く素晴らしい現代音楽の世界を堪能していきたいと思います。
「アンドレ・プレヴィン指揮/ロンドン交響楽団」
メシアン作曲:
トゥーランガリラ交響曲
プレヴィンによる名盤はすでにタワーレコード企画の同シリーズである「Definition SACD Series」よりラフマニノフの交響曲全集やホルストの組曲「惑星」、チャイコフスキーの管弦楽曲集などがSACDハイブリッド盤となって復刻されているが、そこにメシアンの「トゥーランガリラ交響曲」が加わった。「旧EMI」に残された非常に素晴らしい名盤であり、メシアンからの推薦を受けて複数回の演奏会を重ねた後に行われた録音ということもあってその完成度は非常に素晴らしい仕上がりとなっている。
・メシアン:トゥーランガリラ交響曲
録音:1977年7月11〜13日
・・・冷静さと歯切れの良さを合わせ持つ的確で明瞭な演奏となっている。2023年最新マスタリングが施されたこともあってダイナミック・レンジの幅広さが増しているのは大きな効果を発揮しており、ピアノやオンド・マルトノの美しさとどこか不気味さをそれぞれ良い部分を味わうことができる。それに加えてオーケストラの確かな力量を感じることのできる演奏を聴くことができる。ダイナミック・レンジの幅広さが増しているのも大きなポイントとなっており、細部まで細かく聴き込むことができるようになっているため現代音楽に適した録音とも言えるだろう。
プレヴィンによる「旧EMI」に録音された演奏は数多く存在しており過去に全集が発売されているが非常に貴重で興味をそそられる録音が多数残されていた。いずれそう言った録音に関しても取り上げたいと思っていると同時にまだまだプレヴィンによる演奏は聴けていない録音が多数あるので少しずつ聴いていきたいところである。
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