第1758回「サロネン&サンフランシスコ響によるレスピーギ《ローマの松》」 | クラシック名盤ヒストリア@毎日投稿中!!

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 みなさんこんにちは😃本日ご紹介していくのは、エサ=ペッカ・サロネンとサンフランシスコ交響楽団によるレスピーギの交響詩「ローマの松」です。「Apple Music Classical」で限定アルバムとしてリリースされているこの音源は、サンフランシスコ交響楽団の自主制作からストリーミング配信されたものです。CD化されていないのが残念ではありますが、演奏をみていきたいと思います。


「エサ=ペッカ・サロネン指揮/サンフランシスコ交響楽団」

レスピーギ作曲:
交響詩「ローマの松」



 サロネンとサンフランシスコ交響楽団は現在までに様々な録音をストリーミング配信で聴くことができるような環境を展開している。過去にはマーラーの交響曲第6番「悲劇的」を取り上げたこともあったが、「ローマの松」を見つけたので今回取り上げていく。「春の祭典」もあったので、後日聴いてみたいところ。


・レスピーギ:交響詩「ローマの松」

リリース:2023年11月3日

・・・明確な録音時期の記載ないため、リリースされた日にちをひとまず記載する。Dolby Atomsによる完成された音響が非常に素晴らしく、その場で聴いているかのような臨場感をたっぷりと味わうことができるというのが非常に大きなポイントと言えるだろう。ダイナミック・レンジの幅広さが増しているため、各楽器ごとに細部まで細かく聴き込むことができるのに加えて、色彩的な美しさ溢れる音色と響きが非常に素晴らしく、聴いているだけでうっとりさせられてしまう。ダイナミクス変化における差が明確であり、大きく演奏されているため、頂点に達した際に圧倒的な音響と音圧を持って演奏が行われている。現代における高音質フォーマットだからこそ楽しめる素晴らしい演奏と言えるのは間違いない。


 「Apple Music Classical」で聴くことができるからこそ楽しむことができると言っても過言ではない今回の「ローマの松」。時代的にCDよりもストリーミング配信の方が聴きやすいのは間違いないが、どこか複雑にも思ってしまう節がある。そのうちCD化されてくれることを祈りながらこの音源を聴きたいと思う。



https://classical.music.apple.com/jp/album/1710654812?l=ja-JP