非常に残念なオトコ 〈Shortcomings〉 | 韓国映画ひくほどLOVE ~時々ぴょんて
〈ラブコメ〉
  監督:ランドール・パーク
  出演:ジャスティン・H・ミン、アリー・マキ
 

 
アフター・ヤン』のジャスティンさん出演作品なので。観てみましたよ。
 
アジア系アメリカ人達のシニカルコメディーなのですが。。。何がびっくりするって、何十年経っても、人間って余り変わらないんだなぁって。
 
バーで3人で言い争いするシーンがあるんだけど、私、全く同じ経験があるよ。他のシーンも既視感満載。
そんなやついた!そんなの見た!そんな会話した!の連続。
 
コンプレックスとか偏見とか上手くいかない恋愛もそうだけど。人間の本質は時代が変わっても似たようなもんなんだね。
 
この主人公は本当にしょうもない残念さが漂いまくる男なんだけど、そのパートパートに注目すれば、コンプレックスであったり、短絡的思考であったり。それほど特別なダメさでは無いのかも。誰にでもダメな部分や消えない偏見やクセってあるもんね。
それが集まって出来たような男は、やっぱり「残念」でしか無い訳ですが。
 
クソみたいな言い争いとか。コンプレックスの爆発も。ダメダメな恋愛も全部経験済みな私も、実は「残念」な青春だった気がしないでも無いけど(笑。
そこで得たものは何物に変え難く。そういうの経験をして、見聞きして大人になったんだもの。
この「残念なオトコ」も色々学んで、進んでいけたらいいね。