〈コメディー〉
監督:イ・ビョンホン
出演:リュ・スンリョン、シン・ハギュン
コテコテのドタバタコメディーでございます。
ま、どこが面白いのかはしっかりと分かる。が、所詮、他国のコメディーなので。そこは文化、言語、ギャグセンスの壁はあるよね。やっぱり。
イ・ビョンホン監督作品で言えば、『二十歳』の方が(単純に笑う分量で言えば)笑ったわ。実際、爆笑したシーンもあったし。
こちらはまぁ、クスクス&ニヤリ、くらい。
チームみんながアホっぽくて可愛いんだけど。イ・ハニさんがどうもねぇ〜。。。いや、若い人にとったら普通のオバちゃんなのかも知れないけど。私世代にとっては超美人でスタイル抜群の美人様なのですよ。
今回はかなり頑張って、化粧っ気の無いガサツな女性を演じようとはしているんだけど。。。印象はさほど変わらなくて。役に余り合ってないんだよなぁ〜。そこがずっと気になった。
コンミョンさんは可愛い弟分、イ・ドンフィさんもいつもながら飄々としていて。安定。二人とも順調に色んな作品にご出演ですね。活躍が目覚ましい。素晴らしいわ。
そう言えばドンフィさんの主演映画が来るね。いやぁ、以前は考えられなかったよ。ドンフィさんみたいな、ある意味マニアックな俳優さんの主演映画が日本で観られるなんて。諸事情あるにしても。嬉しいです。
総合的に気になったのは、映画のCMで面白いとこやり過ぎたね、っていう。。。いや、分かるよ。だってCMって、いかにみんなの興味を引くかなんだから。面白いとこや衝撃的なシーンを入れ込むのは当然なんでしょう。。。けど。その辺のバランスが難しい。
笑えるはずの箇所がもう、CMで見ちゃってんだよなと。そうなると残念でしょ。わりとある話ですけど。
逆に、アクションシーンは思ったより良かったかな。
前半と後半に大きなシーンが二つあって。二つとも十分に楽しめたもん。特に後半のは、キャラそれぞれの特色が生かされていて。迫力があって非常に楽しめました。
冒頭の車のシーンも好きだけど。。。あれもやっぱり、CMで既に見ちゃってるよな感。
前半のアクションはチンピラさん達のケンカシーンなんだけど。
なぜか全員、腹筋割れてるナイスボディーで。なぜですか?私へのサービスですか?。。。いや、ありがとうございました(笑)。