<クライム・サスペンス>
監督:チョ・ギュジャン
出演:イ・ソンミン、クァク・シヤン
本当に怖いのは傍観者。。。って事なんですけども。
ラストの恐ろしさを見るだけでも、十分価値のある作品かも知れません。
ほんと、背筋がぞぉ~としたもん。
無論、私的見どころはクァク・シヤンさんな訳ですが。これが。びっくりするくらい印象が違っていて。
シリアルキラー役なんだから違って当然なんだけど。ほんとに他人みたいだった、って騒いでいたら、お姉さまからのプチ情報。
撮影の為に10キロ以上太ったんだって。実際のモデルがいるらしいので、それに寄せたのかな。
しかも、その後は次回作の為に元に戻したとか。。。素晴らしい。
『鬼はさまよう』のパク・ソンウンさんとか。(ソンウンさんとは真逆のアプローチをしている)『少女は悪魔を待ちわびて』のキム・ソンオさんには及びませんけども。
まぁね、それは歳と経験を重ねて出て来るセンスと迫力ですから。
そうだ。
私、ずっと気になっている事があるんだけど。
イ・ソンミンさんてそこそこのお年なのに、どうして子供がいっつも小さい設定なんでしょ?
ドラマでも映画でも、昔からずっと子供が幼稚園児とか小学校の低学年なんだもん。毎度気になって仕方ないのよ。
忙しくて結婚が遅かったとか、奥さんが若いとか、色んな理由もあるでしょうが。今回の奥さんはチン・ギョンさんだし。なんか余計に不自然だったなぁ。
ま、そんな。どうでもいいような事を気にしつつ。他人の恐ろしさや、「自分だったら」と考え、とてもイヤな気持ちになる。。。別の意味でのスリラーを満喫致しました。