<ヒューマン・家族>
監督:チャン・ジン
出演:チャ・スンウォン、リュ・ドックァン
スンウォンおっぱ繋がりで。これもまぁ、10年くらい前の作品です。
家族ものは基本的に嫌いな私でも。
泣いた。
家でDVDを観ていると、色々雑音とかあるし。邪魔も入るしで。完全に集中するのは難しいのが常ですが。
切なかった。涙ボロボロ。
大好きな『ハイヒールの男』のチャン・ジン監督ですし。
考えたら、チャン監督が原作や脚本を手掛けた『トンマッコルへようこそ』、『テンジャン』、『カン・チョルジュン』、『正しく生きよう』・・・などなど。
みんな好きだもんな。
若い頃に犯した重い罪で投獄されている中年男性が、一日だけ息子に会う事を許される。その想いを淡々と、男性側からと、息子側からとで語る形式で。
それがまた、胸にジンワリ迫るんだわね。
途中でなぜか渡り鳥が語りだし。妙にシュールになるのだけれど。
その声がね。チョン・ジェヨンさんだったり。ユ・ヘジンさんだったり。かなり贅沢です。
あと。
同行する、イ・サンフンさんが演じる刑務官。
人間味のある可愛いキャラで。とても良かった。切ないストーリーの中、ほっと出来る瞬間でした。