『人類滅亡計画書 』を再び観たので。記憶がフレッシュですけれども。
個人的に、リュ・スンボムさんと言って一番に思い出すのは、『容疑者X 』です。
あれ。ラストは日本版の堤真一さんのシーンの方がずっと良かったと思うんだけど、全体的にはスンボムさんも決して負けていないわ。
数学者のモソッとした感じ。とっても良くフィットしていて。
『人類滅亡計画書』での役もそうだけど。。。なんか、独特の雰囲気をお持ちの方なんですよね。
突然フランスへ行っちゃって、3年間も過ごしたんだとか。
それでも帰ってくれば仕事があるんだから。幸せ者。まぁ勿論、才能も需要もあるって事なんでしょうけど。
普通は出来ないもんな。
何年か冒険したいと思っても、勇気もお金も無いでしょ。
若い時ならともなく、30歳を過ぎてからなんて特に。。。よっぽど能天気か、それなりの勝算がなけりゃぁね。
でも。
海外での生活って、絶対にムダじゃないと私は思うよ。
俳優に限ってではなく。その人の人生にとって。勿論、私自身もそうだけど。
一つの国に留まっていると、自分を客観的に見ることが難しいからさ。どうしても凝り固まった考え方に陥り易いでしょ。
海外じゃなくてもいいの。
例えば「一人暮らし」でも同じ。親と生活をしていると見えなかったものがたくさん見えてくる。そしてそれは、必ず自分のプラスになる。
もっと言えば。
悩んだり、誰かとモメたりした時に「俯瞰して自分を見る」のも似ているかも。
ただただそこに留まっていても、なかなか答えは見つからない。何が自分にとって正解なのか、自信が持てないしね。
とにかく一度外へ出て。
外から自国なり自分なりを見つめるって、本当に大切な事なんだと思うよ。
肉体的、精神的、限らずね。
これからの彼の仕事に、その冒険がどんな風に反映されていくのか。。。楽しみです。
【主な出演作品】
映画
ガン&トークス
血も涙もなく
復讐者に憐れみを
品行ゼロ
春香秘伝 The servant 房子伝
生き残るための3つの取引
人類滅亡計画書
容疑者X ~天才数学者のアリバイ
ベルリンファイル
The NET 網に囚われた男