<LOVE・病気>
監督:キム・ジョングォン
出演:パク・ヘジン、イ・ヨンア

パク・ヘジンさん。相変わらずハンサムね。
じゃ、そういう事で。さいなら。
と、言いたいとこですが。
それじゃぁ面白くないので。もう少し書きますが。
何が言いたかったのか。分からんかった。
男女がどうやって惹かれ合ったのか全く不明のまま、さっくりデートして。あっと言う間に結婚して。少し離れるものの、驚くほどあっけなく元通り。そして闘病生活。
どこで、どのように感情移入すれば良いのでしょうか。謎です。
基本、病気ものは好きじゃないけど。
例えば『頭の中の消しゴム』にしても、『連理の枝』にしても。泣くでしょ。そりゃぁ泣くよ。
『チャンス商会』に至っては、呼吸困難になるくらい泣いたし。
でも。これ。
一粒の涙もこぼれなかったもん。
だから感情移入ってのは、本当に大切なのよ。
作品を観ている方も一緒になって恋愛して、喜んで、悲しんで。そうやってラストシーンに向かって行くものでしょ?
その感情移入が全く出来なかったんだから余計にでしょうけど・・・なんなんでしょ。あのラストシーン。これまた謎。
悲恋とか悲劇って、そんな表面的で分かりやす過ぎるオチで表現出来る程、簡単なものではないと思うんだがな。
どうしちゃった?
ユ・ヨンソクさんとの夢の週末が終わり、今日は月曜日。
朝食を用意して洗濯をして。これが現実だと悲しくなり。
朝っぱらから、ちょっとした現実逃避的韓国映画鑑賞ですよ。
これまた、「これが現実だ」と。余計に悲しくなる始末。
そうよ。大好きな韓国映画だって、全てが面白い訳じゃない。当たり前。
でもね。
いいのよ。だって、つまらない現実があるから夢が引き立つように。つまらない作品があるから面白い作品が引き立つんだもん。
私は20代の頃、親友を白血病で亡くしているので。文字通り、血の涙を流した経験があるので。
難しい病気が少しでも広まって、理解してくれる人が増えるなら、それだけでもしっかりと存在意義があるとは思います。
でも。だからこそ。もうちょっと、なんとかならんかったか?と。思ってしまうのも否めない事実。
残念だね。