<ヒューマン・実話>
監督:キム・サンマン
出演:ユ・ジテ、伊勢谷友介
実話ベースって、難しいよね。
実話に忠実になり過ぎると、(映画としては)どうしても物足りなくなっちゃうし。かと言って脚色し過ぎると、実話でも何でも無くなっちゃう。
製作者にも葛藤があるのだろうと、想像はつきますが。
取り敢えず、音声は本物さんのを使っているという事で。ステキな歌声が堪能出来ます。
一般のオペラ歌手の歌声から、ユ・ジテさん演じる歌手の歌声に変化する場面があるんだけれど、それがスゴイの!素人にも分かりやすい変化で。とても感動します。
ユ・ジテさん。カッコいいね。
『オールドボーイ 』でやられたわ。私、あぁいうイッちゃってる役が大好きだから。たまりません。
イッちゃってると言えば。
チュ・ジンモさんの『愛 サラン 』の、キム・ミンジュンさん。
あれもたまらん。
ドラマで、普通のさわやか青年を演じた彼を見た後だったから、本当にビックリしたけど。カッコ良かった。見事にイッてた(笑)。
あと、ジテさんが出てると言うので、『人類資金 』という日本映画観たのだが。。。がっかり。ほんのちょっとだったし。全然生きてなかった。ジテのムダ使い!
クラシックおんちの私なのだが。ポール・ポッツさんの歌を聴くと自然に涙が溢れてくるんだよね。何度聴いても胸がピリピリする感じ。。。でも、この映画でそれは無かったわ。
共にステキな歌声なのに。何が違うのでしょうね。不思議。