鎌倉散策 夏至 菖蒲華さく | 鎌倉歳時記

鎌倉歳時記

定年後、大好きな鎌倉での生活に憧れ、移住計画や、その後の鎌倉での生活の日々を語ろうと思います。家族を大阪に置き、一人生活を鎌倉の歳時記を通し、趣味の歴史や寺社仏閣等を綴っていきす。

   二十四節句、夏至。次項、菖蒲華さく。菖蒲花を咲かせる頃。この花が咲いたら、梅雨到来の目安だった。今年の鎌倉はt梅雨寒の日が続き、涼しく過ごしやすいと言われる。鎌倉はすでに二日雨、二日曇り、一日晴といった具合で梅雨空が続き、日照時間が短い分、憂鬱になる。

   26日に梅雨のひと時の晴れ間を見つけ、常盤の樹ガーデンへ車で出かけた。樹木に囲まれた高台にレンガ造りのテラス席になっている。樹木の間を通り過ぎる木漏れ日が、開放感を与え、この時期の憂鬱な気持ちを癒してくれる。オリジナルのパンとコーヒーを注文し、平日なので、その日はお客さんも少なく、松岡正剛さんの「遊行の博物学」を小一時間ほど読んだ。

   関東地方に27日の深夜、台風が通過した。鎌倉に来てからストレスが無いのか、不眠症は改善したようで、夜12時までに寝て、朝7時には起きる。台風が近づいていても爆睡していたようで、朝目覚めると曇天で台風一過の快晴はなかった。鎌倉も影響はほとんどないようだが、その日の気温が30度になり、不快指数も上昇した。

   どこの土地でも7月に入れば、お祭り等が多く開かれる。寺社仏閣の多い鎌倉は特に多く、寺院ごと、町ごとに行われる。京都の祇園祭や大文字焼などと比べると小規模だが、個性的に思え、見に行く事を楽しみにしている。それまではゆっくりと資料整理をしながら、体力温存したいと考える。義父の一周忌が7月5日に行うので3日には鎌倉を出て、8日には戻ってくる予定にしている。鎌倉に来てほぼ一ヶ月半ぶりの帰郷である。法要が終われば、一区切りした事で、また鎌倉での生活を楽しめるだろう。