レンズ | 技術日誌

技術日誌

ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 前の記事では老眼鏡1枚では焦点距離がわずかに長すぎることを書きました。使ったレンズは3.5でした。ここに1.0の老眼鏡を重ねるとちょうどよい焦点距離になります。そこで,これら2枚のレンズを重ねてマウントできるレンズユニットを作製しました。3.5のレンズは少し小さめでした。そこでまず,3.5のレンズの形に木材に貫通穴を開けました。さらに,1.0のレンズの形で深さ約6 mmに掘りました。1.0のレンズを置くとそこで止まります。薄い発泡スチロールシートを2枚のレンズの周辺の形に切り取り挟みました。これにより,2枚のレンズが擦れ合って傷つくことを防げます。


 レンズを入れた板の前後にのぞき穴を開けた薄合板をねじ留めしました。これによりレンズは脱落しなくなり,レンズユニットが出来上がりました。焦点距離は望みのものになりました。