前回,アルミクッションシートを張り付けた薄合板の四辺に角材を付け,縁取りしたことを述べました。このねじ留めを効率的に行うため,7つ道具を用いました。まず,ねじ留め位置に正しくドリルが入るようにケガキ針で穴あけ位置にくぼみを付けました。そして,穴を開けた鏡を当て,φ1 mmのドリルで下穴あけをしました。ドリルの刃と鏡に映った刃がくの字にならず直線になるように開けることで,ドリル穴が垂直になります。次にφ2 mmのドリルで薄板だけに穴あけします。薄板の穴がバカ穴になることにより,ねじは薄板-アルミクッションシート-角材を締め付けます。このように作業を効率的に行うため,ハンディードリルはたくさん持っています。充電池が放電すると,作業中に急に止まります。その時は,予備のハンディードリルにビットを付け替え,放電したドリルは充電に回します。