波板パネルの作製(16) 2枚の桟で挟んだ波板部分の固定 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 ガレージの柱と柱の間には波板パネルが3枚入ります。端のパネルは桟の部分をガレージの柱の部分に固定しなければなりません。この桟の部分は,厚さ5 mmの2枚の桟の間に波板が挟まれている構造をしています。固定する木ねじが奥の桟まで貫通しても,厚さが5 mmしかないのでしっかりとは固定できません。

 そこで考えたのは,手前の桟と波板の間に波板の幅の長さの半丸棒を挟むことです。奥側の桟から2本の木ねじで奥側の桟,波板を通して半丸棒に固定します。半丸棒の中心部分では厚さが10 mmあるのでしっかりと固定できました。手前からは,L字金具,桟を通して半丸棒に木ねじで固定しました。これで,奥の桟,(波板,)半丸棒,手前の桟,L字金具が一体となってしっかりと固定されました。横の桟側のL字金具の穴もねじ留めしました。こちらは引き抜く力には強くありませんが,L字金具の回転する方向に対する抵抗にはなると思います。