波板パネルの作製(14) 2×4材から部品を切り出す | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 作業は4枚目のパネルの作製に移ります。そのための部品を2×4材から切り出しました。以前に1×4材から1×2材を切り出す話題を書きました。同じ長さなら1×2材より1×4材の方が安く,しかも1×4材から1×2材が2本切り出せるので,コストは1/2以下になるという話です。1×2材が安いのは出荷量が多いためだとのことです。2×4材はもっと需要が多いので割安だと思います。しかも幅が38 mm(1×2材の広い側の長さ)の好みの厚さの材料が得られます。ここでは,幅38 mm厚さ5 mmの部品が必要だったので2×4材から切り出しました。写真は墨入れしたものです。手前を丸のこガイドの押し付ける側にして,奥の方から切り出します。最初は一番奥の墨線にガイドを合わせ,丸鋸で切ります。Vの印は,切った後上側に切り代の2 mmが上側になることを表しています。一番上の半端な部分は,切り代以下なので消えてなくなります。1番目と2番目の墨の幅は7 mmです。2番目の墨の上2 mmが切り代としてなくなるので結果5 mmの幅となります。最後は19 mmとして1×2材を得ます。丸のこガイドで押さえるのにある程度幅が広い必要があるので,最後の部分は一番多く使う1×2材を得るようにしました。