パネルの横桟は,波板の裏表に薄い角材を配して挟むようにしています。前回は,裏表の薄角材の距離が離れないよう,木ねじを用いました。しかし,角材が薄いので,ねじが裏側まで届き,しかも突き抜けないようにするのが難しかったです。今回は,φ20の半丸棒を挟みました。これは波板のカーブにうまくなじみます。写真では表側に1本の木ねじで半丸棒を留めています。裏面からは,このねじの位置を避け,上下にずらした2本の木ねじで留めました。桟の厚さは5 mm,半丸棒の中心部の厚さは10 mmあります。16 mmの木ねじを用いると,波板の厚さの先まで入る勘定になります。この場合,反対側の桟まで届く必要はありません。またちょっとはみ出して,反対側の桟に刺さっても問題は全くありません。これにより横桟を安定に取り付けることができました。