目覚ましラジオの時計が停電でリセットされる対策(3)実装プラン | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 目覚ましラジオへの電力の供給は,常時はDCアダプタから,停電時は充電池から行う回路を構想していました。充電池は自然放電分を常に充電します。回路は簡単ですが,どのように実装するか考えていました。回路にケースを用いるのが常道ですが,簡単なので,ケーブル中に組み込めないか考えてみました。下図は構想時にメモったものです。ダイオード2つ,抵抗器1つ,DCアダプタ用コネクタ,電池コネクタ,ラジオの電池端子に接続するため,マイナス側にはミノムシクリップ,プラス側にはICクリップとなります。これらをどのように接続するかを考えると,ケーブル中に組み込めそうです。図中,下側のダイオードを囲っているのは熱収縮チューブです。リード線が他の部品とショートしないように入れます。また同じような形で全体を覆っているのは太めの熱収縮チューブです。このチューブから出ているリード線がDCアダプタ,電池コネクタ,ICクリップ(すべてプラス)につながります。マイナスは独立にDCアダプタ,電池コネクタ,ミノムシクリップにつながります。

 以前もこのような形でケーブルを作ったことがあります。そのとき,黒い熱収縮チューブを用いたため,ずっと後になって,何の膨らみかわからなくて分解したことがあります。今回は,その反省を活かして透明の熱収縮チューブを用いたいと思います。