使っている目覚ましラジオの時計は瞬間停電でもリセットされてしまいます。以前に書きましたが,電池を入れておいても,停電を感知し,電池に切り替える間にリセットされてしまうのです。そこで,電池のところに,DCアダプタから電力を供給し,停電の時は蓄電池から電力を供給し続ける仕組みを考えました(前回記事)。それ用のDCアダプタを手持ちの中から探し出しました。9 V 500 mAというのがありました。ただ,電流容量が足りるかという懸念がありました。これは4.5 Wということになります。一方ラジオの仕様を見てみると12 Wとなっていました。この数値だけを見るとDCアダプタの容量が足りません。そこで,電池で動作しているときどの程度電流が流れるか調べてみました。
電池ボックスの端子にミノムシクリップとICクリップを用いて,電池から電流計を通して電力を供給し,ラジオを鳴らしてみました。音量を最大にしたとき,120 mA程度でした。500 mAのDCアダプタでは,余裕のようです。