朝,越冬加温ケースを見ると,コントローラーのヒーターONのLEDが点いているのに,ケース内温度が10℃を下回っていました。通常最低温度を12℃から15℃くらいにしてあるはずなのにです。ヒーターの吹き出し口に手を当てると風は暖かくありませんでした。温度ヒューズが飛んだのだと思い,分解してみることにしました。
後ろの4つの穴の中のネジを緩めれば開けそうです。通常プラスネジが使われているので,挿してみました。しかし引っ掛かりがありません。よく観察してみると中央が飛び出した星形をしていました。ユーザーが開けられないよう,特別なネジを使っているようです。ハードディスクのネジと同じようでした。手持ちにありましたので,使ってみました。しっかりと合致し,開くことができました。
温度ヒューズは,かしめてあるひっかけ部を外して,発熱ユニットを取り出さないと出てきませんでした。かしめを緩め,発熱ユニットをはずすと,リード線の1つがはずれてフリーになっていました。そのつながっている部分はヒーター端部とともに,台の雲母にハト目で留めてありました。新たに穴を開け,ビスで留めれば何とかなりそうです。しかし,発熱機器であること,結構古いものであることなどを考慮し,これは廃棄することにしました。手持ちに同じようなファンヒーターがあるので,それに替えることにしました。