2回路のリレーのつもりで | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 リレーはそのコイルに電圧をかけたり,切ったりすることにより,リレーの接点を別回路で独立に利用することができます。コイルがOFFの時は写真の赤のリード線は黄色のリード線につながります。ONの時は青のリード線につながります。その3つの端子の左側に3つの端子が空いています。これで別回路のON-OFFを制御しようと考え,はんだ付けして,動作テストを行いました。ところが,こちらの回路を接続すると,この中の他のリレーがジージーと言い出しました。リレーの接点は他とはつながっていなくて独立しているはずなのにおかしいです。改めて,このリレーの中を見てみると,このリレーは1回路だったのです。それぞれの端子はその右の赤,青,黄色のリード線がつながっている端子とつながっていました。うっかりでした。新たに接続した回路はAC100Vでした。右側はDC 12 Vの回路です。電解コンデンサーが破裂するかもしれません。しかし,幸いのことに,故障は避けられました。AC100 Vの回路の負荷が軽かったからかもしれません。以降リレーを交換する必要があります。