MSペイントで上下反転したときの色の変質 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 開発中の画像変形では,画像に純赤,純緑の印を付けています。写真画像では純赤や純緑などは出現することがほぼないからです。これらの印を付けるのにMSペイントをしばしば使います。MSペイントではカーソルのある位置の座標を示してくれますが,画像の左上を起点にしています。一方,画像ファイル(ビットマップ)の座標は左下を起点にしています。MSペイントの画像を上下に反転させるとMSペイントの座標表示で画像ファイルの座標を知ることができます。そのため,画像の上下を反転させてから純赤や純緑の印を付け,もう一度上下を反転させてからプログラムにかけました。すると「印がない」という結果になってしまいました。調べてみると純赤や純緑が変質していました。フォトショップで印した緑の点を調べてみると,純緑ではなく,わずかに赤成分と青成分が混じり込んでいました。回転させる場合は,回りの平均値をとる必要が出る場合があります。しかし,単純な上下反転では,画素の順を入れ替えるだけで済むはずです。何か余分なことをやっているようです。フォトショップで調べたところ,色は変質しませんでした。今後はフォトショップを用いたいと思います。