トリマ可変長方形ガイドの作製(10) 位置確認板の作製 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 縁を切ったDVDセパレーターの縁にピタリ付くように長方形ガイドを縮め,固定しました。下には捨て板を敷きました。そしてトリマビットの出を,捨て板がわずかに削れる程度に調整しました。その後,トリマベースを長方形ガイドに沿わせてDVDセパレーターを切削しました。


 切られた縁から,開けた穴の辺までの距離がトリマベースとビットの外周までの距離に等しいです。したがって,これをビットの位置確認板となり得ます。そこで,開けた穴の各辺の延長線をカッターナイフで印を付けました。アルミブロックを開けた穴の辺に押し付け,ステンレス定規を当てます。そして,ステンレス定規に沿ってカッターナイフで傷を付けました。


 カッターナイフで付けた線に色を付けるため,印鑑の朱肉をこすりつけました。その後,朱をふき取りました。これで線の所だけ朱が残ります。


 出来上がった位置確認板です。ビット径φ8専用となります。後で「φ8用」と書き込んでおきたいと思います。