ウォールライトの修理 | 技術日誌

技術日誌

ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 必要なコンデンサーを購入しました。470 nFです。下に3つのコンデンサーを並べてあります。真ん中の茶色のコンデンサーが故障したものです。右側の緑のものが今回購入した,容量・耐圧共に同じコンデンサーです。同じものをウォールライトの基板に挿しこんであります。縦,横は収まりましたが,高さが多少高いため,蓋が閉まりませんでした。コンデンサーを購入するとき,故障して外したコンデンサーを持参しました。比べてみるとちょっと大きかったです。万一収納できない時のために,スペックを少し落として,サイズの小さいものを探しました。耐圧は250 Vの下は120 Vでした。AC100Vの最大瞬間電圧は140 V強になりますので使えません。470 nFの下は220 nFでした。半分以下になりますが,経験的にはそれほど光度は下がらないと考えました。


 そこで,ICクリップを用いて,回路のコンデンサーの付くところから電線を引き出し,外側で2種のコンデンサーを付けてみて比較していました。写真左が元々ついていたのと同容量のコンデンサー470 nFの場合,右が220 nFの場合です。緑色に光っている部分がLEDです。わずかに光度が下がるものの,実用上は問題ないことを確認しました。


 220 nFのコンデンサーをはんだ付けしてセットしました。これで蓋を閉めることができました。


 ケースを閉じ,ネジ留めしてから通電してみました。問題なく使えるようです。