蘭用加温ケースの湿度対策 | 技術日誌

技術日誌

ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 蘭用加温ケース内の湿度は,朝晩霧吹きしていても50%程度でした。ちょっと湿度が不足かと考え対策をしました。加温には小型のホットプレートを用い,自作の温度コントローラーでON-OFFしています。ON時には,ファンが回り,発熱した熱を循環しやすいようにしています。ホットプレートの上に金属缶を載せ,水を張りました。この水は温められ,ファンで蒸発が促されます。ホットプレートに水を入れることもできますが,蒸発させると,水の中のミネラル分が析出するので,使い捨て出来る金属缶に水を入れることにしました。

 

 

 この状態で定常状態を待つと,湿度が80%まで上昇しました。缶の水は朝入れると夕方になくなるようです。常に加湿するには,朝夕に水を補充すれば良いと思います。