「性能が十分なトランジスタを手に入れるまで,周波数を下げて発振するか調べる」と言う旨を前の記事で述べました。先ずはC1=100 pF,C2=1000 pFとして,フィードバック量を1/10としました。これでも,前のコイルでは発振しませんでした。コイル径を20 mmとし,8巻きしました。これで共進周波数は12 MHzとなりました。電源をONとして,発振検知器を近づけたところ,針が大きく振れました。写真では,ラジケーターが逆さとなっているので左に振れるほど強く発振していることになります。現在,フィードバック量は大きいです。フィードバックは大きいほど波形が歪みます。今後,どの程度までフィードバック量を減らせるか実験してみたいと思います。