ベース接地型発振回路の実験 (4) 発振検知回路のコイルを交換式に | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 発振回路の帰還量を増やしてみましたが発振しませんでした。もうちょっと周波数特性の良いトランジスタが必要なようです。手に入れるまで,低い周波数で実験してみたいと思います。とりあえず10 MHz辺りにしたいと思います。この周波数ではコイルの巻き数も増えます。そうすると,これまでの3巻きコイルでは検出しにくくなります。下の写真は10 MHz付近でディップメーターの発振を検出しているところです。発振をON-OFFするとわずかに振れが変わることがわかりましたが,わかりにくいです。

 そこで,はんだ付けしてあるコイルを外し,ピンターミナルに変えました。ここにコイルを挿しこみます。

 

 

 6巻きしたコイルをピンターミナルに挿し,10 MHz付近の発振を調べてみました。良く振れるようになりました。これで周波数を低く設定して発振するか調べることができます。