あられ組のための切削を終えて相手と挿しこもうとしたとき，うまく合いませんでした。切り込んだ部分と残った部分を比べてみると写真の左の方の間隔がずれていることがわかりました。鉛筆で印を入れた部分が切り込まれなければならなかったのです。加工の時から気になっていたのは，板の反りです。固定する位置により板の向きが変わってしまいました。その結果のようです。写真では左の部分を水平にしてあります。すると右の方が浮きます。
以前に師匠から「反りは濡らすと直る」と聞いていました。そこで反りの内側に濡らした雑巾を載せて置いてみました。すると写真の様に反りが解消されました。これで，切り込みをし直して組み立てたいと思います。一度組み立ててしまえば元に戻りにくくなります。
