収納台兼プリンタ台の作製(26) ストッパーの工夫 | 技術日誌

技術日誌

ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 引き出せる棚にはプリンターを載せます。プリンターの背後から給紙する場合,後ろにスペースが必要だからです。このプリンターが乗っている段が,地震の際飛び出る恐れがあります。対策として,収納状態でロックしておきたいと思います。ラッチ式のロックも考えましたが,もっと簡単な方法にすることにしました。棚枠の柱と,引き出す段とに通しの穴を開け,かんぬきを通す方法です。


 かんぬきはφ4のアルミパイプを用いました。揺れたとき抜けないように両側が折れ曲がる構造にしました。穴に紐を通し,両端に端末キャップを挿し,紐は端末キャップに挟むことにしました。耐久性を考えた結果,紐の代わりに細いビニル電線を用いました。心線は撚線です。末端の被覆をむき,アルミパイプの外側に開き,端末キャップで押さえつけました。両側のパイプは自重で折れ曲がるので,揺れても抜け落ちることはありません。この状態で棚を引き出そうとしても,完全にロックされることを確認しました。