側面枠同士を接合する1×2材の横棒の取り付けは2本の木ネジで行おうと考えています。側面枠にはφ5のバカ穴を開け,1×2材の側面の同じ位置にφ2の下穴を開けた後,木ネジで留める予定です。バカ穴と,下穴の位置を正確に一致させるためのジグを作製しました。バカ穴は,端より9.5 mmの位置に20 mmの間隔で2つ開けます。そのガイドには内径φ5のスペーサーを挿しこむφ6.5の穴を開けました。そして,スペーサーの側面にボンドを付けて差し込みました。これがバカ穴用のガイドです。もう一つのガイドは同じ位置にφ2の下穴ですが,同じ位置にする必要があります。そこで,穴を開けスペーサーを差したバカ穴用ガイドと,まだ穴を開けていない下穴用ガイドを下にして重ねました。これらをボール盤バイスで締め,φ5のドリルがきちんと入る位置に調整してボール盤バイスを固定しました。
その後,ドリル刃をφ2に交換し,上側ガイドを通して下のガイドに穴を開けました。左右とも同じ加工することで,バカ穴用ガイドとピタリ同じ位置に下穴用ガイドの穴を開けました。
下穴用ガイドを木材の端に合わせるために,側面にべニア板を木工用ボンドを付けて貼り付けました。固まるまで木工用万力に挟んでおきます。これにより,材料の側面にべニア板を合わせて穴あけすることで,下穴を開けることができるようになりました。ちなみに2つのφ2の穴の他に大きな穴が開いていますが,他の目的で開けた穴で,今回のガイドには不要ですが,開いたままにしておきます。
バカ穴用ガイドの側面にも同様の目的でべニア板を貼り付けました。この木材にも余分な穴が開いていますが,そのままにしました。