集塵台の吸引スリットを広く | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 トリマが発生させる木屑は細長い形をしています。そのため,8 mm幅のスリットでは,それがブリッジを形成して詰まり易かったです。

 

 そこで,スリっと幅を広くするため,1本おきに間引きしました。切断はマルチツールで行いました。なお,切断途中で折れると嫌なので,スリットの所には幅広の粘着テープを貼り付けてから行いました。

 

 間引き後です。穴が広くなり,木屑が詰まる恐れが減りました。

 

 間引きにより残った部分が少なくなり,ジグを押し付けて固定するとしなってしまいそうです。そこで,スリットに対して直角に補強を3本入れました。

 

 スリットを広げた後,実際に使ってみました。補強してあるので,トグルクランプで押し付けてもしならなくなりました。そして,実際に切削した結果,木屑が外にほとんど飛ばなくなりました。具合が良さそうです。