集塵台の作製 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 トリマ加工では,木屑が大量に発生するので木工用集塵機は必需品です。これまで,加工場所の近くに集塵ホースの先を置いたり,周りを囲ったりしていましたが,吸いきれず,周りに屑が散ることが悩みでした。そこで,下から吸ったらどうかと考え集塵台を考えてみました。箱の上部を加工台として,そこにスリットを入れ,箱の内部を集塵機で吸う構造です。高さはマルチツール用水平固定台に合わせました。高さが低いため,横から集塵ホースが入りません。そこで,下の台からはみ出させて,その部分だけ下に伸ばし,囲む構造にしました。

 

 上部にトリマガイドを当て,φ8のスリットを順次入れて行きました。この作業は集塵機を接続して作動させた状態で行いました。穴が開く直前までは木屑が散りましたが,穴が開いた瞬間から木屑は吸い込まれました。途中までやって気づいたことがあります。写真の右側からスリットを開けていくと良かったのです。最初にやった方法では,開けたスリットをトリマガイドがふさいでしまいます。右から行えば先に開けた穴から集塵されます。

 

 スリットが全部できました。次にトリマジグの固定法を考える必要があります。