前の記事であられ組継ぎのテストを行ったところ,加工面が荒れたり,斜めになったりして実用にならないくらいでした。ビットが劣化しているのではないかと言うことで,ビットを変えて再度加工してみました。すると写真の様にきれいな加工ができました。ただ,ビットの劣化以外にも心当たりがあります。加工の深さが20 mmと大変深いです。そのため,トリマにはビットを少しだけ挿しこんで固定していました。ビットの出は,必要量より多かったと思います。
今回のテストでは,ビットの出を必要量よりわずかだけ多くして取り付けました。前回はビットを加える量が少なかったため先がぶれたためかも知れません。そこで,古い方のビットを付けてあるトリマを回転させてビットを観察してみました。ビットのぶれはありませんでした。また,取りつけも今回と同じにして加工してみました。しかし,前回と同様,加工材に割れが起こりました。やはりビットの劣が原因のようです。