“相欠き継ぎ,三枚組継ぎ用ジグの作製”のところで,このジグがトリマビットの出の調整に使えることを述べました。その時は,そのジグを用いるときのビットの出の調整に用いる話でした。考えた結果,ジグのガイド(摺動板)の厚さの異なるジグを用いる場合のビットの出の調整にも使えることがわかりました。下の図のようになります。必要なビットの出は(切削高さ)+(実際に使うガイドの摺動板)となります。ビットの出は(ガイドの厚さ)+(実際に使うガイドの摺動板の厚さ)-(ガイドと同じ高さの板の厚さ)=(切削高さ)+(実際に使うガイドの摺動板)となり,目的の出に調整できます。