工房左側駐輪小屋の作製(34) 波板の取り付け | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 いよいよ波板枠に波板を取り付ける段となりました。波板3枚を用い,縦方向の長さはあらかじめ設計通りに切断しました。幅が波板3枚弱あります。そこで,3枚を並べ,2,3山重ねます。重ねた時,上側の端は波が下がった位置にするのが正しいです。上がった位置にすると,雨が重なっている間に浸みこみます。これは師匠に指摘されました。


 取り付けには木ネジを用いました。釘より(風により)引き抜かれにくいからです。木ネジには,傘釘から外したシールを付けて,波の山部分に取り付けます。雨水が浸みこみにくいからです。ただ,一方の枠に取り付ける部分を山の部分にすると他方は谷の位置になってしまうことがわかりました。本当は山の部分になるように枠のサイズを設計すればよかったのですが,そこまでは気が回りませんでした。師匠に相談したところ,屋根の勾配が大きいので,谷の部分でも大丈夫とのことでした。プロの世界でも,このような事態に遭遇することがあり,谷の部分を留めることがあるらしいです。


 今日は,日暮れ頃から雨が降り出し,明日は雨との予報でした。雨が降り出す前に屋根を取り付けたかったです。とりあえずクランプやピンチで屋根支えに取り付けました。取り付けている最中に,ぽつぽつと来ました。明日は雨でも,この屋根の下から波板枠と屋根支えとの連結作業はできそうです。