駐輪小屋の壁は,角材の枠に波板をはめ込んだものにします。波板にかかった雨は波板を伝わり,波板をはめ込んである溝に溜まってしまいます。そうすると枠が腐りやすいです。そこで,横棒の溝を一定間隔で貫通させました。横棒の長さから均等に穴あけするため,貫通させない部分の長さを3 cm,溝の幅を8.8 cmとすることにしました。波板はめ込み溝作製ジグでは,トリマのストッパーをつけてあるものの,溝の両端間の長さは適当にしてありました。そこで溝の幅が8.8 cmになるよう,ストッパーを追加しました。写真右端に縦に見える木材が最初からあるストッパーです。左側に細長くストッパーを追加しました。このストッパーは左側に見える短い角材で押さえました。木ネジ一つで留めてあります。ストッパーに接する面にはゴム板を貼り付けてあります。これで8.8 cmの溝が一度のセットで彫ることができるようになりました。