1×2材専用相欠き継ぎ用ジグの作製(2) 加工材の固定の工夫 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 標記相欠き継ぎ用ジグを作っていますが,裏に加工材を簡単に固定する仕掛けを付けることを考えました。先ずは角材を並べて配置を考えてみました。一番左の少し色の変わった1×2材がガイドになります(以降,ガイドと呼ぶ)。左から2番目が加工材になります。これを先端にゴム脚を付けたボルトで押します。ボルトは3番目の1×2材(以降ボルト取付材と呼ぶ)に付けたツメ付きナットを通すことで前後させることを可能にします。加工材とボルト取付材との間には押し付けるゴム脚があるので,間が空きます。並べてみると写真のような寸法関係になります。


 仮に置いた角材の位置関係から図面を起こしてみました。加工材とボルト取付材との間は1.1 cmとすることで,ジグの幅は12.5 cmにすることになりました。