工房左側駐輪小屋の作製(21) ひさし支えの寸法ミスと修正 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 軒支えは3組作ります。残りの2組のための実寸の型紙を印刷するために編集していると1つめの誤りに気づきました。写真の上の斜めの角材と右の縦の角材に墨入れをしました。実は斜めの角材の右端に角材と直角に相欠き継ぎをしてあるのは,この墨入れ部分に付けるものだったのです。また,縦の角材に左横から刺さっているのも墨入れした部分に付けるべきだったのです。前者は,反対側にも相欠き継ぎしてありますが,端からの距離を同じにしてしまったのです。後者は下から20 cmの上側に欠きを入れるべきところ下側に入れてしまったのです。そそっかしいのでよくやってしまう誤りです。


 縦の角棒だけを外し,他を活かそうと考えました。横棒を挿してあるところは,ネジを外してたたくことで接着剤もきれいに外れました。3枚組の部分は木工ボンドを付けたうえでダボで留めてありました。まず,ダボをドリルで取り払いました。


 ダボを外した後,こじってみました。すると,一部が割れてしまいました。やむを得ないので残っている部分を切り取り,垂直の角材とは2本の木ネジで留めることにしました。


 墨入れした斜め角材の墨入れした部分に相欠き加工をします。水平角材が接続されたままなのでトリマは使えません。ノコギリとノミで加工することにしました。


 ノミで欠いた後,ヤスリできれいにしました。


 木工ボンドを付けて直角の角材を相欠き継ぎしました。


 縦棒の側面から斜め角材へのネジ留め,および欠き部分に差し込んだ横棒のネジ留めをしました。


 そして,間違えの修正が終わりました。1か所相欠き継ぎをした部分は木工ボンドが固まるまでF型クランプで留めておきます。